昨夜は結局、ジャンプ競技を見る前に睡魔にまけてしまいました。
そのかわり今朝は快適な目覚めを迎えられ
ライブで五輪開会式を見ています。
今回のバンクーバー五輪の開会式
オリンピックの開会式典といえばロサンゼルス五輪のあたりから
やたら大掛かりな演出が毎回際限なく繰り返えされている感じで
このところ「どーなのこれ」みたいな場面もあったのですが
今回は、その進行の手際よさ、演出と
それぞれのパートの演技時間と切り替わりのタイミングの妙が
素晴らしいと思いました。
「これでもか」と言わんばかりの押し付けがましさが無いセレモニーは
それでいて奈落やセリ上がりの多用でダイナミックな演出構成です。
高度な映像投影技術と照明演出も圧巻です。
アリーナ全体を氷原にしたかと思うと次の瞬間は大海原に。
バーチャル海原をシャチが泳ぎ、タイミングよく潮を実際に吹き上げる。
天井まで吊り上げられるタペストリーに映る溯上する鮭も見事。
天井にはオーロラが輝きカエデの葉や粉雪が舞うように降り落ちます。
屋内である利点を最大限活用しているといった感じです。
またアリーナで見事なダンスパフォーマンスを披露される皆さんが
画一的な群舞でもマスゲームでもなく大人数でありながら
充分に各個のパフォーマンスをアピールするようなダンスで
これがまた見ていて楽しく素敵でした。
式典全体の進行タイミングもレスポンスが良く
間延びしたり退屈したりする場面がないのも近年の五輪セレモニーとは
一線を画すものがあります。
流石はオリンピック慣れした(?笑)国のセンスが光る素晴らしい開会式です。
それにしても冬季五輪の選手陣って夏季五輪と違って
各国とも美男美女が多いような気がするんですが
俺の気のせいかな・・・(笑)