出航の様子を最上階7階のデッキから眺めたあとは
一層階下にあるレストランへ食事にいきました。
入り口には「北海道フェア実施中」の看板が。
九州と関西を結ぶ航路で北海道グルメというのも
おもしろいですが、色々企画しておられる姿勢は素晴らしいですね。
レストランは会社や学校の食堂を思い起こさせるカフェテリア方式で
目の前に並ぶ一品をトレーにのせて最後にレジで精算してもらう方式です。
各種フライものに、サラダ、スープや丼、お刺身に麺類からカレーや
ハンバーグなど、およそ地上のレストランと変わらぬ豊富なメニューで
目移りしてしまいます。せっかく北海道フェアの期間中なので
限定メニューの「ジンギスカンあつあつ鉄板焼き」を注文しました。
「鉄板焼きシリーズ」は、注文を受けてから
調理するということで、しばし席で待つことにします。
すでに港の明かりは遠くになり一面の闇が窓の外に広がります。
夏場の日中の長い時期ならば大海原を眺めながら
さぞ、優雅な気分で食事をすることができるでしょう。
ちょっとお腹の飛び出した、いかにもという体系の料理長氏が
みずから鉄板をテーブルまで運んできてくれました。
豪勢に「ジュ~ジュ~」音がするもので、周りの先客の
「いったい何?」という興味津々な視線の集中砲火が恥かしい。
目の前に出された鉄板に山盛りの野菜とジンギスカンのお肉が美味しそう。
こりゃあ~、ご飯がすすみそうだなと思ったそのとき
ニッコリ微笑んだ料理長氏曰く「御飯と味噌汁は、おかわり自由ですから」
「どうぞいっぱい召し上がってください!」だって・・・。
そんなに食いしん坊にみえるのかな私(苦笑)
料理長氏談によれば、やはり今日は乗客がかなり少なく
団体客もいないので厨房ものんびりとしているとか。
1000円高速の割引制度を、ちょっと恨めしそうに嘆いていたのが
印象的でした。
確かに、おかわりしたいところでしたが腹八分目でご馳走様です。
先ほど購入しておいたパイシューも食べたいし
レストランの営業終了とともに販売される
「夜食用おべんとう」を購入するつもりでいるからです。
・・・ああやっぱり料理長の見立てどうり食いしん坊ですね。
さあ、空腹も満たされたしお風呂にはいりましょう。 ・・・・さらに続くよ。