お盆のお休み直前に最終工程に入りました。
今回は車体側面のサイドスカートの塗装です。
10式戦車の特徴のひとつでもある大きな側面のスカートは
鋼製プラスその下半分がにゴム製になっています。
そのゴム部分の表現がポイントとなりますが
タイヤブラックではやや重過ぎる色合いになりそうなので
私は軍艦色に黒を混ぜて塗ってみました。
乾燥した仕上がりを見るともう少し黒を多めに配合しても
よかったように思いますが、まあ良しとします。
シャーシ底部側面に張り合わせ接着し
さらに車体上面パーツをフタするように接着してゆきます。
残るは、こまごまとした数点のパーツです。
ワイヤーロープは極細なうえに四方八方が太めのランナーで
繋がっていますので、切り出しに細心の注意を要します。
あとは砲塔上部の機銃を取り付けて組み立て完了!!
デカールは沢山付いていますが実際に必要なのは
①②③の三種類だけです。
実車と同じ富士駐屯地のデカールを砲塔に貼り付けます。
これもやはり小さくて気の張る作業です。
そして、ついに完成っ!!
手のひらサイズ。1/72はやはり小さいっ!
この後ろからのフォルムは、なかなかカコイイと思います。
モジュール装甲付のためか砲塔は車体に対して、かなり大きいですね。
国産44口径120ミリ砲を搭載する堂々の風格
最新のキットでしたが、ランナーの部品との取り付け位置が不合理だったり
説明書指示の曖昧さなどちょっと不親切で難易度の高い部分もあるキットでしたが
このサイズのモデルはコレクションには好都合なコンパクトさで
今後とも新しいキットが発売されるといいなと思いました。