NHKドラマ「坂の上の雲」は足かけ三年間のいよいよ最終回
ドラマは対バルッチック艦隊、日本海海戦でクライマックスを迎えます。
こちらの三笠の製作もいよいよクライマックス。
年内完成を目指します。
ファンネル(煙突のこと)製作からマスト、カッターとダビットの取り付けです。
煙突の上部はつや消し黒で煤けた感じに塗ります。
カッターと内火艇の取り付けは吸気筒やマストとブリッジといった
各部と干渉しあわないように注意しながら取り付けます。
これがけっこう神経使います。
さらにマストと艦橋部分も取り付け時には互いが密着しますので
これらの接着には、まず仮組みが必須になります。
モデルは日本海海戦前後を再現するので後部甲板の
ボートダビットは船体に折り畳んだ状態に加工する必要があります。
小さく細い部品なのでこれまた緊張します。
作業をやりやすくするために、まずは船体を側面を上向きになる形に
ダンボールをスペーサーにして固定します。
これでグンと作業が楽になります。
モデルのパーツには折り畳んだ状態のダビットは再現されていませんので
使用時の状態のまま一旦接着します。
その後、折り畳み部でカットして接着剤で船体に固定し
それらしく再現してみました。
あとは艦橋部と主砲塔をとりつければ完成・・・ですが
最後の最後に難作業が待ち構えているのでした。
次回はいよいよ完成まで漕ぎつけます。