東京駅丸の内口向かいの旧東京中央郵便局は
その建造物の歴史的見地から当時の某総務大臣の
パフォーマンスもあって再開発問題が注目されました。
この春、建物は旧局舎入り口付近の外壁を中心に
当時のイメージを残しつつ大きく生まれ変わりました。
この局舎部分の低層階6階までが「KITTE」という愛称の
商業施設としてオープンしましたので見聞を広めようと早速覗いてきました。
駅に面した外壁は旧東京中央郵便局当時のもので
耐震工事の都合上一部を移転改築するなど
某大臣の意向を汲んだのか汲んでないのか
大変手間をかけたつくりになっていますが、
それがとても良い風合を出していると思いました。
エントランスホール内側からその外壁側を見ると
さらにその思いが強くなります。
大きな吹き抜けのガラス天井も凄いですね。
この奥にJPタワーという高層ビル棟も
あわせて建設されこちらはオフィスビルとして
活用されるようです。
地下は丸の内ならではの広大な地下通路に
なっていてJR東京駅方面とつながっています。
リニュアールしたばかりの東京駅人気も相まって
非常に多くの人で賑わっていました。
エスカレーター利用者順番待ち列とか出来ててびっくり。
古いさと新しさが渾然一体となって面白い雰囲気を
醸し出しています。