森口ひかりさん
日舞での八百屋お七の舞台です。
振袖での優雅な所作や要所での
見えをきる姿は流石。半鐘を打ち鳴らす姿から
長い真赤な羽衣を両袖にたなびかせて
激しく舞う姿はまさに炎につつまれ
苦悶するお七を連想させてくれます。
希咲海実さん
白いドレスでの可憐な雰囲気の
ダンス冒頭から中盤一転、
金色のミニのツーピースに
ピストルを構えての勇ましいステージの
対比が見ごたえある舞台です。
早瀬みなさん
黄緑のドレスに髪には花の髪飾り。両手にコサージュをもって
舞台から花道までを大きく使ったダンスで軽快なステップ。
つい、ふた月ほど前に舞台で足をいためていらっしゃるとは思えない
スピーディーなダンスとダイナミックなポーズです。
負傷回復直後というそんなことを
微塵にも感じさせないというのが彼女の凄いところですね。
緑川めぐみさん
ピンクで幾重ものゆったりとしたフリルで、
その光沢ある衣装が雰囲気あるゴーージャスなドレス。
バタバタと動き回らず、「静」の中にも力強い「動」の
オーラのようなものが満ち溢れている舞台。
紫のレースの薄い衣をまとって登場する中盤の姿は美術作品を
眺めているかのような神々しい美しさを感じます。
本庄恵梨果さん
パステルピンクのドレスと大きな髪飾り(帽子?)が華やかなステージと
沖縄民謡調でのゆったりとした曲調に、癒される着物でのステージの2種。
どちらの舞台も彼女らしい、明るさ溢れるステージ。
それでいて、ベッドステージでの憂いを漂わせる、
しっとりとした雰囲気の表現もキマっていて、
「腕を上げたんだなあ~っ」てな感じで唸らされました。(笑)