福岡県福岡市博多区
「DX博多」
九州の・・・いえ西日本屈指の大歓楽街「中洲」
高級クラブから居酒屋、ヘルスにピンサロといった風俗店。
ロードショー封切館もあれば、ポルノ映画館も。
さらには隣接する南新地には大ソープ街という具合に
ありとあらゆる世の男性諸氏の欲望を満たしてくれる街。
当然、数多くのストリップ劇場もありました。
私がストリップ劇場に通うようになったきっかけも、ここ中洲です。
そんな劇場のひとつが
「DX博多」劇場でした。
地下鉄中洲川端駅方面から中洲大通をまっすぐ通ってくると
「警察24時シリーズ」とかでもよく出てくる「中洲交番」に
たどり着きます。そのすぐ先の角を曲がってケーキ屋さんを過ぎると
DX劇場入り口が見えてきます。
薬局が隣にある雑居ビルの地下階が劇場でした。
まっすぐの階段をトントンと下ると正面にテケツ
脇の場内入り口を入るとビルの地下らしからぬ
比較的広い空間が広がります。場内の広さや雰囲気は
現在のA級小倉劇場に良く似ています。
それもそのはず当時の経営は現在のA級小倉劇場でした。
地下の劇場ということで天井が低いのが印象的でしたが
この点もい現在のA級小倉劇場とよく似ています。
この小屋には外人さんのダンサーもよく出演されていました。
あるとき私は、一人の美しいブロンドタレントさんからオープンショーで
いきなり、唇を奪われるという経験もしました。(苦笑)
当時からストリップ小屋の多くは年配客でしたから、私のような学生という存在は
相手も、さぞ珍しくてからかいたくなったのでしょうが、まだウブな私は
ドキドキしてどう対処していいものやらと、焦りまくった記憶があります。(爆)
出演する特定のタレントさんを目当てに劇場に通ったというのもココが最初でした。
「ハニーラブ」さんという当時のアイドルストリッパーの一人です。
日本人離れしたスタイルの良さとダンスのセンス。色っぽい雰囲気と笑顔・・・
他の多くの踊り子さんと比較してもズバ抜けた存在でした。
彼女を目当てに何度と無く足を運んだ「DX博多」跡は、閉館後しばらく
入り口のシャッターが閉ざされたままでしたが、現在そのままの建物で
地下は居酒屋となっています。