JR西日本の山陽新幹線がこの春から
いくつかの割引きっぷを販売しますね。
台頭するLCCに対抗するという意味もあるらしいのですが・・・。
中でも注目なのは博多・小倉~新大阪間の
往復が一人1万五千円でOKという超格安の
「こだま早得往復きっぷ」ですかね。
片道あたり福岡=大阪が7500円の計算ですから
まあ、夜行バスやフェリー並の安さではあります。
とはいえ、関西と九州を結ぶLCCがおおむね
4千円を切る価格からですからまだまだです。
そもそも同区間をこだまで走破すると所要時間
約5時間ですからね。
何より問題点は利用出来るのが博多~新大阪間の
直通こだまのみで
途中でこだま号同士でも
乗り換えることは出来ないこと。
しかも指定席利用のみで
自由席は利用不可。
もともと山陽こだまの新大阪~博多の直通列車は運行本数も少なく
指定席も少ないので思い通りには予約できないのではないでしょうか。
さらに事前予約期間が乗車前の
14日から21日の間のみって
ここまでくるとお客さん増やす気があるかどうかも怪しいです。
新聞の見出しなどには価格のインパクトばかり訴求されてますから
正直、単なる話題作り程度に終わってしまいそうな。
JR西日本の「とくとくきっぷ」ってこういう提灯企画が多すぎで
ちょっと残念です。