先日の新聞記事に、携帯電話ダウンロードなどを含む
音楽ネット配信の売上げ額が同期のシングルCD売上げ額を
越えたという内容のものがありました。
手軽に安価に多くの音楽が聴けるのは素晴らしいかもしれません。
かつて私にもあった少年時代の思い出・・・
お小遣いを貯めて吟味に吟味を重ね、清水の舞台から飛び降りる思いで
購入したレコード。それには愛着と思い出がいつまでも残り続けていました。
気軽に手にいれられるものは、気軽に消し去ることも出来ます。
「あちゃあ~ナンだよこのアルバム、失敗だあ~っ!」と思って
長い間、ラックに眠っていたCD、何年かぶりに聞いてみると
何故だかやたらと今は共感できて琴線に響いたりする・・・なんて感動。
データだけの時代に生まれた音楽には永遠の名曲として残る機会が
大きく減らされているな気がして、せつない気分になるのです。
▲こんなちっちゃなものに何百曲!?ですもん!!